無声映画伴奏

2003年、小津安二郎生誕100周年企画にピアニストとして招聘されたのをきっかけに、ピアノ即興演奏による無声映画伴奏という演奏形態に出会い、その魅力の虜になる。2007年ポルデノーネ無声映画祭(イタリア)での無声映画伴奏者マスタークラス参加をきっかけに、以降、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、リンカーンセンターフィルム協会、アメリカ映像博物館(MoMI)、ジョージ・イーストマン・ハウス、米国議会図書館パッカード視聴覚センター、アメリカン・フィルム・インスティチュート等にて初の日本人無声映画伴奏者として活躍中。イエール大学(コネチカット州)、バード大学(ニューヨーク州)、シンシナティ大学(オハイオ州)にも無声映画伴奏者として招聘される。

『嬲られ者』(1927年、アラン・ドゥワン監督)、『傷跡』(1927年、フランク・ペレジーニ監督:『黒人映画の先駆者達』ボックスセット収録)等、Kino InternationalよりDVD発売されている無声映画のオリジナルスコアを担当。

2013年にはカナダ(トロント・レビューシネマ)、京都(第5回京都ヒストリカ映画祭)、東京・神保町シアターに初登場する他、東京・京橋の国立フィルムセンターの無声映画シリーズ「シネマの冒険 闇と音楽」にも招聘され、国際的に活躍の場を広げている。

2018年には東京・門天ホールで活動写真弁士・片岡一郎氏と『無声映画音楽祭』を開催した他、シンシナティ大学音楽学部ピアノ科夏期講習『Art of the Piano』にて『無声映画の夕べ』の企画・出演等、無声映画伴奏という演奏形態をより多くの聴衆に紹介する活動にも力を入れている。

(2018年8月現在)