東京・京都での無声映画伴奏出演予定

国立近代美術館フィルムセンターの恒例企画『シネマの冒険 闇と音楽』に、2年ぶり4回目の出演をさせていただけることになりました。10年前、無声映画伴奏者としてデビューするきっかけとなった本シリーズにまたご招聘いただけたことを、心から嬉しく思っています。その翌週には、第5回京都ヒストリカ国際映画祭にもお招きいただいており、初めて京都で演奏させていただけるのをとても楽しみにしています。
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シネマの冒険 闇と音楽 2013・ロイス・ウェバー監督選集

(東京)

会場: 東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール
〒104-0031 東京都中央区京橋 3-7-6 (03) 5777-8600(ハローダイヤル)
アクセス: http://www.momat.go.jp/FC/information-map.html

入場料: 一般1,000円/高校・大学生・シニア800円/小・中学生600円/障害者(付添者は原則1名まで)は無料/キャンパスメンバーズ400円(学生)、500円(教職員)

11月27日(水)午後7時

http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2013-11/kaisetsu_2.html
人民対無名の被告 THE PEOPLE VS. JOHN DOE
(21分・18fps・35mm・無声・白黒・部分)
’16(ユニヴァーサル)(監)(脚)ロイス・ウェバー(撮)アレン・シーグラー(出)ハリー・デ・モア、エヴェリン・セルビー、ウィリス・マークス、リア・ベアード、モード・ジョージ、チャールズ・マイルズ、ロバート・スミス

自白を強要され殺人罪を着せられた被告人をめぐり、死刑冤罪の問題に取り組んだ社会派ドラマ。現実の事件の公判中に製作され、被告が終身刑へ減刑された直後に公開されて話題を呼んだ。全6巻中途中の約2巻が現存。

偽善者 HYPOCRITES
(54分・18fps・35mm・無声・白黒)
’15(ボズワース)(監)(脚)ロイス・ウェバー(撮)ダル・クローソン、ジョージ・W・ヒル(出)コートネイ・フート、ハーバート・スタンディング、マーガレット・エドワーズ、マートル・ステッドマン、アデル・ファリントン

数々の偽善に幻滅し、真実を直視する修道士と現代の牧師を描く。実際に裸体女性によって演じられた「裸の真実」の二重露光場面をはじめ、野外や移動撮影など、撮影を主導したダル・クローソンの技術が光る。

11月30日(土)午後4時

http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2013-11/kaisetsu_6.html
サスペンス SUSPENSE(10分・18fps・35mm・無声・白黒)
’13(ユニヴァーサル)(監)(脚)(出)ロイス・ウェバー(監)フィリップス・スモーリー(撮)ダル・クローソン(出)ヴァレンティン・ポール、ダグラス・ジェラード、サム・カウフマン

夫の帰宅を待つ母子、2人を狙う泥棒、心配する夫の三つのアクションが並行描写される。D・W・グリフィスの「最後の救出劇」を意識しながらもウェバー独自の映画技法にあふれている。

賢すぎる妻たち TOO WISE WIVES
(85分・18fps・35mm・無声・白黒)
’21(ロイス・ウェバー・プロ)(監)(原)(脚)ロイス・ウェバー(原)マリオン・オース(撮)ウィリアム・C・フォスター(出)ルイス・カルハーン、クレア・ウィンザー、フィリップス・スモーリー、モナ・リザ

夫のために身を捧げるも空回りする堅苦しい妻と、家事が苦手で利己的だが愛され方を熟知している打算的な妻を対照的に描く。貞淑で旧弊な女性像と奔放な新しい女性像のどちらをウェバーは支持していたか。

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第5回京都ヒストリカ国際映画祭

(京都)

入場料: 1回券 前売:1000円 当日:1200円、3回券 前売:2700円 当日:3300円
http://www.historica-kyoto.com/ticket/

12月4日(水)午後1時15分

上映作品:『恐喝[ゆすり]』 [サイレント版(DCP)]
http://www.historica-kyoto.com/films/classic4/
アルフレッド・ヒッチコック監督、1929年、84分
出演:アニー・オンドラ、サラ・オールグッド他

アリスは恋人の刑事フランクと嫉妬から喧嘩をし、たまたまレストランで出会った男に誘われるまま、その部屋についていってしまう。豹変した男に襲われ、アリスは身を守るために男を殺してしまう。事件を捜査する巡り合わせになったフランクは、遺留品から、犯人がアリスであることを知り、それを隠滅しようとする。そこに、事件時、近くをうろついていたとき真相を目撃していたホームレスの男が現れ、フランクとアリスを恐喝しはじめる――。

ヒッチコック監督トーキー第一作の本タイトルは、当初、サイレント映画として制作されていた。完成と前後してトーキーの時代が訪れ、制作方針は変更され、音を録音しトーキー版として世に出ることになった。その珍しいサイレント版が本作。英国映画協会による修復版(British Film Institute, BFI)。

会場: MOVIX京都
〒604-8035 京都府京都市中京区新京極通三条下る桜之町400
TEL:075-254-3215
○阪急電車河原町駅9番出口より新京極通りを三条方面へ徒歩15分
○京阪電車三条駅6号階段より三条通りを西へ徒歩15分
○地下鉄東西線京都市役所前駅ZEST御池2番出口より南へ徒歩15分
アクセス: http://www.historica-kyoto.com/access/

12月5日(木)午後6時30分

上映作品:『特集・ヨーロッパの初期喜劇映画からチャップリンへ』(修復版:日本初上映)
http://www.historica-kyoto.com/films/classic6/
監督:チャールズ・チャップリン、マックス・ランデー他、1909〜1914年、合計110分 (短編10本)
出演:チャールズ・チャップリン、マックス・ランデー、マック・セネット、クレティネッティ、クリクリ、ポリドール、ピンプル他

来年映画デビュー100年を迎える世界の喜劇王チャップリン。英国ミュージック・ホールで芸を磨き、米国で映画スターになった。そんな彼にとって、先輩世代であるマックス・ランデー、クレティネッティ、ポリドール、クリクリ、ピンプルらヨーロッパ初期喜劇映画とチャップリン初期作品をあわせて上映。道化の伝統とシュル・レアリスムの革新が混在する欧州の初期喜劇から、いかにして世界の喜劇王が生まれたのかを探る。日本初上映。

フランス紳士が大騒動を引き起こすマックス・ランデーのシリーズに、破壊力あるシュールな笑いのクレティネッティなどヨーロッパ初期喜劇から、「喜劇の王様」チャップリンの若々しいドタバタ喜劇。面白くてシュール過ぎてあらすじにまとめるのは不可能!

会場: 京都文化博物館
〒604-8183 京都市中京区三条高倉 京都府京都文化博物館
TEL:075-222-0888
○地下鉄 烏丸御池駅下車【5】番出口から徒歩3分
○阪急 烏丸駅下車【16】番出口から徒歩7分
○京阪 三条駅下車【6】番出口から徒歩15分
○市バス 堺町御池下車 徒歩2分
アクセス: http://www.historica-kyoto.com/access/

12月6日(金)午後6時30分

上映作品:『ファラオの恋』[2005年版(35mm)] (修復版:日本初上映)
http://www.historica-kyoto.com/films/classic2/
エルンスト・ルビッチ監督、1922年、100分
出演:エミール・ヤニングス 、パウル・ビーンスフェルト他

エジプト国王ファラオ・アメネスは、修交相手エチオピアの将軍が自らの娘を差し出して友誼を得ようとするがそれに目もくれない。ところがその後、罪を獲て眼前に引き出された将軍の女奴隷セオニスを一目みて、恋に落ちる。その一件に激怒した将軍は兵を率いてエジプトを侵攻する。アメネスは戦死、敵軍を打ち破ったのは、アメネスが嫉妬から放逐したセオニスの恋人だった。恋人は戦功からファラオとなりセオニスと幸福なひとときを過ごすが、そこに戦死とおもわれていたアメネスが生きて舞い戻り――。

ルビッチのドイツ時代最後の作品となる史劇映画。完全版は、長らく失われたと考えられていたプリントが、ミュンヘン・フィルム・ミュージアムらにより各地に散逸していた断片があつめられ、再構成、トーマス・バケルズらにより5年の月日をかけ修復された。

会場: 京都文化博物館
〒604-8183 京都市中京区三条高倉 京都府京都文化博物館
TEL:075-222-0888
○地下鉄 烏丸御池駅下車【5】番出口から徒歩3分
○阪急 烏丸駅下車【16】番出口から徒歩7分
○京阪 三条駅下車【6】番出口から徒歩15分
○市バス 堺町御池下車 徒歩2分
アクセス: http://www.historica-kyoto.com/access/

2013年 11月 22日 投稿者: Makia Matsumura
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